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experiments
2016年 / イソギンチャク
おむつ廃棄用ビニール、
カラースプレー、ヘリウムガス
波に揺られ漂いながら眺める海中。ゆったりし た
気持ちになる。波の揺れは、周りの魚や海藻などの揺れを視覚で感じ、身体も揺れることで体感する。
「魚はどんな景色を見ているんだろう」
と憧れの気持ちを持ち続ける。


2018年 / ムクドリ
スチレンボード、水、ミラーシート、コンパネ
広い空にたくさんの数のムクドリの群れを見た。
自分たちだけの空かのように、大きくうねうねと
形を常に変化させながら動き回っている姿は圧巻だった。群れ全体が平面的に見えるその動きに魅力 を感じたが、同時に、彼らとの間に物理的な距離を感じた。

2020年 / 波及
発泡球、水、水槽、ステンレス線、ビーズ
コロナ禍、屋内での小さな表現空間の中でも
波を可視化するための作品

2018年 / 上野の森、夜の芸大
スピーカー、アルディーノ、モーター、
人感センサー、落ち葉、ロープ
登山中、立ち止まると枝を踏むような音が聞こえる。
人間ではない体重と足の運びのリズムを感じる。
完全に動物たちのテリトリーに踏み込んでいる中で、何が
いるかわからない、見えない恐怖。
視覚をほぼ使わず、音とその発生場所だけで動物の気配が
ある空間を体感する作品を制作し、芸大保存林で展示。

2024年 / 中空を知っている者
アルミ風船、ヘリウムガス
大空を飛ぶ鳥たちは私たちから見ると高い空を
飛んでいるが、実際には地球に張り付いた微妙な高さを飛んでいるはずだ。
そこは私たちにとって安全ではない、しかし彼らにとっては安全な領域である。その空域を感覚で知っている彼らに憧れる。
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